自分のやりたい道に進むことが人生だと思ってた。
天野 本日は、取材を受けて頂いてありがとうございます。僕たちの出会いからですが、お互い1980年生まれで、幼稚園が一緒だったから、もう長い付き合いになるね。
田中 幼稚園と中学が同じだけど、あとは学校も大学も別々で、接点がなかったよね。でも、2人とも大学が東京という共通点はあって、僕が青山学院大学で。
天野 僕が、世田谷の国士舘大学。
田中 東京には行ったものの、商売をやっている家の長男に生まれているから、「あんたは跡を継ぐんやざ。」と周りから言われいて。耳元でずっと囁かれ続けて、素直にそういうものなんだなと思ってた。
天野 一緒一緒。(笑)。そういえば、幼稚園の誕生会のこと覚えてる?自分の夢を発表するみたいなことがあったのを。将来の夢としてケーキ屋さんとか警察官とかみんなが思い思いに発表したんだけど、その帰りに母親に、「あなたは天たつの息子でしょ。警察官にはならないわよ。」って言われた記憶が鮮明にあって。陽ちゃんと一緒で、その時はそういうものなのかと思っていたよ。(笑)。