おはようございます。
今朝の福井は雨。
今日から１週間気温が低く、雪が降るとのこと。
先日のような大雪にはならないでしょうが、皆様ご用心ください。
本日も天たつ片町本店【越前仕立て汐うに・越前がに販売】は９時より営業いたします。
今日も一日よろしくお願いします！
昨日、天たつ片町本店店長と発送の作業をしながら話をしていました。
そのとき、ふと思いました。
自分
「天たつの商品って重いですよね。」
店長
「そんなに重たいですか？」
自分
「重量の重さじゃなくて、思いの重さが重いなぁと思って。」
その時は「季節の贈り物」のお熨斗をお付けする贈り物を作っていました。
すると店長から、
「私も重いと思います。」
先日あった話を聞きました。
天たつの商品に「福を贈る詰合せ」があります。
言葉のゴロを合わせて、縁起の良い名前の商品を詰め合わせた商品です。
例えば、
益々（本ます昆布酢〆）
めでたい（真鯛昆布〆）
福が来る（越前仕立て汐うに　小福容器入り）
の詰合せ。
先日店長が受けたお電話で、女性の方からの御問い合わせがありました。
その方のご子息がご結婚されることになり、そ相手の女性がお嫁にいらっしゃることになったとのことでした。
そして、奥様になられる方のご両親様がご自宅に初めてご挨拶にいらっしゃるので、天たつの商品を奥様のご両親様にお土産として渡したい、というお話でした。
お話をしたうえで、この「福を贈る詰合せ」をベースに商品を追加、組み換えをしまして、お客様のオリジナルの「福を贈る詰合せ」が出来上がりました。
そして、後日発送するときに店長が商品チェックから梱包までを担当したのですが、とても重く感じた、とのことでした。
天たつの商品は、一般的に見ると価格は高めです。
お客様はお買い上げになられる際、
「天たつなら大丈夫だろう」
と思って買われるのではないか、と思います。
それだけのお客様の期待と、お客様が先様に伝えたい想いが、商品に「どんっ」とのっかっています。
まさに「重責」です。
事情を詳しくお聞きした方だけではなくて、全ての商品にストーリーがあり、お客様の思いがあります。
これから長い「うに屋」人生、重たいお客様への責任を担いで歩きつづけられるよう、腰をすえて頑張ろうと、改めて思いました。