こんにちは
御雲丹商 天たつ 十一代目店主 天野準一です
このたび貴重なご縁をいただき、群馬県にある永井酒造様の1日1客だけを迎え入れ、永井酒造を知るツアーに参加をさせていただきました。
上毛高原駅まで車で迎えに来ていただき、酒蔵にむかう道中も酒蔵の成り立ちや蔵主である永井様の想いなどが詰まった動画を見ながら、説明を聞きつつ移動をします。
永井酒造様のお酒は利根川の上流、水源の水を使い醸されています。
永井様のご先祖が水と出会い、この群馬に移り住み酒つくりを始めたとのお話で、今でも水の味わいを軸として、様々なお酒を醸されています。
蔵につきましたら「SHINKA」というテイスティングルームに通していただき、発泡の日本酒「泡酒」を数種頂きました。
酒の市場ではなく、ワイン、シャンパンの市場で世界に広げたいという熱い思いもお聞きし、刺激をうけると共に天たつにできることはないか、と色々と考えておりました。
天たつでは現在産地ごとのバフンウニの味の違いをより輪郭をはっきりとさせるために、塩も産地ごとに変えて仕込み、産地ごとにピークを迎える熟成年が違うので、毎年年に一度、数十から百を超える、産地ごと年度ごとに味の違う汐うにをテイスティングし、今最も美味しい汐うにを選び使用します。
永井酒造様の泡酒も、シャンパンでもされているアッサンブラージュを天たつの汐うには行います。
アッサンブラージュとは複数の味わいの違う種をブレンドしあわせることでバランスの取れたこれまでにない味わいを生み出す技法。ウニのアッサンブラージュなんて天たつ以外他にはないでしょうね。
天たつでは、産地ごと熟成年度ごとにちがう味わいの汐うにの中から今最も良い味わいの汐うにを選び出し、それらの配合を研究しながら練あわせることで、これまでにない旨味の汐うにを作り出すことを行ってきました。
その過程で様々な汐うにの味わいが生まれており、今回の永井酒造様の利根川上流水源の水がもつ、柔らかい甘みとかすかな草木の芳香のようなものを感じる良水から作られる芳醇な旨味の泡酒にあう汐うにはどのような味わいか。
購入もさせていただいたので、色々と試してみて、勝手にベストマッチの汐うにを作ってみたいと思います。個人的にとても楽しみです。
このたびこのような貴重なご縁を賜りました、有田様、大高様、皆様に心より御礼と感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。

永井酒造様のテイスティングルーム「SHINKA」からは、群馬県川場村の素晴らしい雪景色が広がります。この泡酒にあう汐うにを創ってみたいと思いました