お客様を見て雲丹を創る、ということ

こんにちは

雲丹商 天たつ 十一代目店主 天野準一です。

先日私を支えてくれている右腕で在り執行役員でもある女性社員と商品内容の変更について相談をしておりました。

長くお取引をさせていただいており、大変よくして頂いている外部小売店様に今夏限定でお出しする予定の商品の内容量が少ないので増やしてはどうか、という声が社内で上がってきていたのですが、実はこの商品すでに商品形態内容量まで小売店様との話し合いのうえで決まっており、現段階では販売を待つばかりという状態でした。

この段階で商品内容を変更するのは、ここまで進めていただいている小売店様に迷惑をかけるのではないか、と変更をためらっておりました。

その時社内での話し合いの中で「私たちのお客さまはだれか」という問いを聞き、はッとしました。

もちろん外部小売店様も取引先であり大切なパートナーです。ただ、私たち天たつの本当のお客様は商品を買われ、召し上がられる消費者の皆様です。

その方たちの喜びを考えることが正解ではないか、と一気に話が進み内容量を増やす変更をすることに決まりました。

ただただ喜んでいただける美味しい雲丹を創り続ける、という理念を忘れず、お客様の顔を見続けて、これからも真っ直ぐに歩き続けていくことを心新たにする出来事でした。

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