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2012/8/19 越前うに屋11代目粒雲丹最終便です!

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越前雲丹(えちぜんうに) 天たつ 
おはようございます!
暑い中にも秋の気配を感じる今日この頃です。
福井でも日中は暑いのですが朝夕は何となく、
「秋の香り」
を感じる事が出来ます。
秋も美味しい物がたくさんある季節。
楽しみですね。
さて、天たつ夏の特別な汐雲丹「粒雲丹」の販売を本日のご注文受付を持ちまして終了とさせていただきます。
毎年夏の時期、8月初旬から半ば過ぎまで販売しています粒雲丹。
福井県産のバフンウニのみを使用し、薄塩で仕上げているのですが、礒の香りが濃く、雲丹の旨味甘味を強く感じる事の出来る一品です。
福井でとれるバフンウニが年々少なくなっています。
昨年が例年にない不漁で粒雲丹販売期間中に一度品切れしてしまい、お客様にご迷惑をおかけしました。
そして今年は、そんな昨年よりもとれる漁が少なくなっています。
今当社として考えるべき事がいくつかあります。
福井のウニの増養殖
漁獲者の確保
今年は新たな汐雲丹ということで他県のバフンウニを合わせて使い汐雲丹を仕込んでおります。
しかし福井のバフンウニがとれないと最終的にはだめになります。
今年も浜をまわっていろいろな話を聞きました。
「ウニが捕れないから商売にならない。」
「若い人はお金にならない海女の仕事をやりたがらず外に出て行く」
このままでは福井の海女さんがいなくなってしまい、福井でウニがとれなくなってしまいます。
今年も新たな海女さんとのつながりが増えました。
たつでは新しくつながりが出来た海女さんからも出来るだけの金額でウニを仕入れます。
少ししかとれない福井のバフンウニでもお金になると思えばとる人も増える、と思います。
いろいろと課題はあります。
天たつとしてやるべき事、やらなければいけない事を、ちゃんとやっていこうと思います。