昨日もバフンウニをとっていつも持って来てくれる海女さんが来てくれました。
「今年は本当に少ないから、これしか取れませんでした。」
毎年雲丹を持って来てくれて、たしかに年々少なくなってきている雲丹の量ですが、本当にありがたいと思いました。
私は定期的に福井の浜を回り、バフンウニが取れているのか見て回っています。
その実感からすると今年は本当にとれていません。
どの浜もそんな感じです。
そんな中でも毎年持って来てくれることがどんなにありがたいことか。
本当に助けられていると感じました。
毎年少なくなるバフンウニのとれる量も何をすれば良くなるのかわかりません。
でもできることもあるんじゃないかと思っています。
福井の「越前仕立て汐うに(越前うに)」を作ったのは私の先祖でもあります天たつの三代目だと聞いています。
その流れを思いながら、また汐雲丹にかかわる今の人たちへの責任も思いながら、自分にできることを考えたいと思います。