こんにちは
御雲丹商 天たつ 十一代目店主 天野準一です
昨年2024年より参加をさせていただいております、日本橋高島屋様秋の味百選催事が今年2025年も10月29日から11月3日の6日間で開催をされました。
毎年春、秋と年に2度開催されるこの催しは、全国より老舗名店が一堂に集まり日本橋高島屋様のお客様に美味を紹介する大きなイベントで、高島屋百貨店様としても品格向上催事と言う特別な催しとなります。
弊社天たつは高島屋様とは戦前、太平洋戦争以前よりお付き合いをさせていただいており、今催しの春の催しにも10年以上前から参加をさせていただいておりましたが、秋の催しは昨年からとなります。
今期も本当に多くのお客様にご来場いただきました。
弊社天たつは、今年新たな商品を販売をさせていただきました。
生雲丹と書いて「きうに」と呼ぶ商品です。
もともと弊社天たつの扱う、日本三大珍味の一つともいわれ手夏3代目が考案したといわれております「越前仕立て汐うに」は、バフンウニに塩ふりかけて、塩の脱水作用により水分を抜いて凝縮し作る品で、1個のバフンウニから1グラムしか作ることができない大変濃縮間のある味わいと熟成による旨味が特徴となります。
この汐うにの製法「塩蔵法」を活用し、塩を使わずに雲丹の旨味を凝縮したのがこの生雲丹(きうに)となります。
もともと塩をかけることで防腐作用をたかめ、保存性を高めていたわけですが、現代の食品加工技術を使うことで、温度管理や湿度管理、そして食品の水分管理によりほとんど塩を使わずにウニから水分を抜き凝縮をすることができるようになりました。
この生雲丹の味わいは塩気はごく薄く、ウニのもつ甘み、うまみだけが濃厚に凝縮した味わいです。
関東で汐うにを販売させていただいておりますと、お口に合われる方は良いのですが、塩がちょっと強いね、と話されるお客様もいらっしゃいます。
関東の皆様はうにと言えば、お寿司の上に載っている生ウニを想像される方がほとんどではないかと思います。そのイメージで汐うにを食べると確かに塩が強い。
ただそんな皆様にもいずれは汐うにを喜んでお召し上がりいただきたいのですが、その前に関東の皆様の食文化に合わせた雲丹ができないかと考え生まれたのがこの生雲丹(きうに)です。
このたびの高島屋様秋の味百選催事でも大変好評いただき、会期中ごろからは毎日売り切れをするほどのお買い上げをいただいておりました。
まだまだ試験的な販売で量が作れない品ではございますが、今後より多くの皆様にお楽しみいただけますためにも、安定した提供ができる仕組みをいち早く作れますように努めていきたいと考えております。
このたびご来場いただきましたお客様皆様に心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。