昨日(2015年2月3日)春江中学校で行われました「職業別選択講座」に私天野準一と新入社員2人の三人で講師として参加をさせていただき、生徒の皆さんの前で雲丹屋天たつの仕事についての話を2クラス授業をさせていただきました。
この職業別選択講座は大人が自分のしている仕事の話を生徒の皆さんにすることで生徒の皆さんの将来の職業選択の幅を広げようというもの。
天たつは江戸時代から200年以上続く越前仕立て汐雲丹屋(越前うに)で特殊な仕事ではあると思うのですが、生徒さんたちに何か感じていただけたらと思い話をさせていただきました。
私は200年以上続く汐雲丹屋の息子として生まれ、どういった経緯で今仕事をしているのか、何を考えていたのか、そして今はどう考えているかなど話をさせていただきました。
昨年春に高校を卒業し入社した新入社員の二人は今回勉強のためと、天たつの中では生徒さんに年が近いこともあり共感してもらえる部分があるのではないかと思い一緒に講師をしていただきました。
二人とも数日前からしっかりと準備を進め、自分たちの言葉で実体験、仕事にたいして思っていること、生徒さんへのメッセージなどリアルに伝えてくれました。
実は坂井市春江町に天たつの食品工場があります。
工場で働いている皆さんにも春江中学校はなじみのある学校でした。
そういうこともあり、こうして天たつの仕事を伝えられたことはとても有難い機会をいただけたと思います。
実際行って生徒の皆さんの表情や反応を見ていますととても勉強になりました。
こういえば伝わる、この言い方は伝わらない。
生徒さんは素直な反応をしてくれるのでその場でいろいろ考えながらその場で修正したり、言い方を変えたりしながらあっという間の2時間。
こういった機会をいただけたことに、関係者の皆さんに、声をかけてくれた友人に心より感謝しております。