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11/17 11代目しられざる昆布〆の裏側

おはようございます。
今朝の福井は晴れ。
朝から青空が見え、いわし雲が広がっています。
いわし雲は秋の風物詩。
一つ一つの季節の事柄が日本の四季を彩ってるんですね。
四季折々の食べ物も美味しいですし。
日本に生まれてよかった。
本日も天たつ片町本店【越前仕立て汐うに越前ガニ販売】は9時より営業しております。
今日も一日よろしくお願いします!
昨日は工場で昆布磨きが行われました。
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平目昆布〆、本ます昆布酢〆などに使われる昆布です。
天たつでは、こういった昆布を何十キロ、時には何百キロも購入し、冷蔵庫で寝かせてあります。
寝かせることによって旨味が増すんです。
そして、この昆布磨きは、昆布の扱いの中で最も重労働の作業になります。
昆布は海から取れて、洗浄し干しあげるのですが、どうしても海の砂などが付着します。
それを擦り取るわけです。
しかし、天たつで使用している昆布は非常に身厚で、かっちかちに乾燥し、しかも細かい窪みや折り返しが無数にあります。
そういうところに砂が入っている可能性が高いので、一枚の昆布を磨き上げるのに、大汗をかくような作業になるわけです。
天たつの昆布〆の、しられざる裏側でした。