先日福井新聞社さんが主宰されています「考福塾」の勉強会が開催され、伊藤忠商事株式会社取締役会長小林氏とブラックロック・ジャパン株式会社代表取締役出川氏にご講演をいただきました。
日本を代表する二社のお二人のお話は大変スケールの大きいもので、聞いていて気持ちが昂るのを感じました。
お聞きして思ったことは、昨日よりも今日、今日よりも明日少しずつ前に進み続けること、そして良いと思ったことはまずはやってみて熱意をもち成功するまでやりきることが成功するために必要であるということでした。
お話の時間も1時間弱とまだまだお聞きしたいことがありましたがあとは持ち帰り自分で考えて自社に生かそうと思います。
天たつは私で11代目となります。
江戸時代から海産物を扱いながらお城へ品物をおさめる御用商人として商いをさせて頂いています。
父である社長から言われていることは商売は変わり続けなけなければいけない、という事です。
過去の商売の形を見ましても代が変わるごとに少しずつですが、時代にあわせた商売の形に変わりながら今まで続けてくることができました。
最近よく考えるのが「変えるもの」と「変えないもの」のバランスです。
ここ近年皆さんに楽しんでいただけたらと思い新しい商品を考案し続けております。
しかし、以前の天たつを知る方には変わりすぎているというご指摘をいただくこともあります。
理想はこれまでの天たつを知る方には今以上期待を上回る変化を、そしてこれから天たつを知る方には驚きの喜びを感じて頂けるような商売にできたらと考えております。
どうすればよいかは、今はまだわかりません。
まだまだ考えねばならないと思います。
このたびは大変貴重なご講演、本当にありがとうございました。