株式会社 増田喜 増田喜一郎様

2018.08.15

越前仕立て汐うには、

持ち歩くお土産としては最高だと思っています。

天たつさんの汐うには、ちょっと高級感があって美味しくて「福井のおみやげで天たつの汐うにです。」と言うだけで、お店の歴史も信用もあるから何も説明しなくても先方に喜んで頂けるというところに惹かれます。不便なところは、思いつかないですね。天たつさんの汐うにが好きなので。いつも純粋に福井県外のお客さまに何を差し上げると喜んで頂けるかなと考えた時に、福井の駅にある天たつさんの直営店で汐うにを買っていこうかなと思います。時間があれば片町の本店にも行きますけれども。手土産で、あまり大きくないものを選びます。

 

遠方の取引先の方への手土産ですと、お菓子はかさばりますし、日本酒は重いですし。汐うになら5~6個持っていってもかさばらず運搬が楽で、先様に喜ばれて、持ち歩くお土産としては最高だと思っています。かばんにも入れやすいですし。もっとこうした方がいいとか、こうなっていると楽なのにとか、形状、パッケージ、味とも含めて改良点なんかは考えたことなかったですね。他に比べたら汐うにが一番お手軽です。ポイントとしては日持ちがする。持ち歩きが便利で、福井らしいといったところでしょうか。私の考えるお土産で天たつさんは無敵です。

お土産って、相手を思う気持ちや

大切さを表現する役割もあると思います。

シーンに合わせて価格帯、持ち歩き、福井の物で「福井感」を感じてもらえるものをお土産にしております。結果、私が贈る品物もそうですが、私が先方からお土産を頂くときも、どこにでも売っている有名店のお菓子は今ひとつなんですよね。美味しいんですけれど、量販店に行けば買える品物よりも、やはり、こだわりを出せるお土産がいいと思います。お土産って、相手を思う気持ちや大切さを表現する役割もあると思います。こういう物を持っていくと特別な方ですよという気持ちを相手の方も受け取ってくださると思っております。

 

天たつさんの汐うにを使うシーンは、やはり大切な人に喜んで頂きたい時のお土産ですね。先方のお好みはもちろん聞いておきます。汐うにを持ってくと真っ先に「これ何?」という話題になるんです。それだけで十分、汐うにの役割は果たしてくれていて、後日「あれ美味しかったです。」「どうやって食べましたか?」「酒の肴に食べました。」とか「きゅうりで食べました。」とか「海苔で食べるとといいですよ。」「やってみますね。」とこれで話が広がり、汐うにだけで普通に30分ぐらい話ができるんですよ。食の威力ってそういうところにありますね。天たつさんの汐うにを食べながら飲むお酒は、幸せな時間になると思います。

 

「天たつの汐うには福井の名珍味ですから」とひとこと添えてお渡ししたり「お酒に合いますよ」とお伝えすれば、待ちきれない人は食事先で開けてしまう人もいます。そうすると「お酒を飲むのなら、この珍味だけでいいね。」とおっしゃてくださったりします。汐うにをなめて酒を飲んだ時に、磯の香りがフワッとしながらもその香りと旨味を酒がのどの奥にやってくれる。風味がずっと口の中に残っていて、その風味で酒を飲んだ時にまた磯の香りとともに酒が飲めるっていう。だから、汐うにの量は少しでいいんです。美味いですよね。

その方のお口に合わなくても、

大切な人に贈りたい気持だけを持っていきます。

これからお渡しする相手が汐うにのことが好きかどうかを考えるときに、日本酒が好きかどうかというのはポイントになるかもしれないですね。あとは米ですね。日本酒かご飯がお好きかどうか。ご飯にも合いますからね。磯の風味が強すぎるのが苦手っていう方や、魚介系苦手な方もいるので、そこで選ばれないことがあるかもしれません。でもそれは二の次だと思っていて、もちろんそういうのは相手に喜んでもらったらなお嬉しいですけれども「私はこれをあなたに贈りたいんです」っていうぐらい汐うには大切なものっていう位置づけになっています。だから私は汐うにを語るんですね。

 

「はい、これお土産です。福井の天たつっていう所で作られてて、福井ではみんな好きなんですよ。私、大事な人にはこれ持っていくようにしているんです。」という一言があれば、相手が好まなくても「ちょっとクセがあるんですけど、ご飯に乗せてもおいしいと思うんで食べてみてください」とお話して「もしお口に合わなければ、どなたかお好きな方に。」とひとこと添えれば収まると思うので、その方のお口に合わなくても、僕は大事な人に贈りたいなって気持ちだけを持っていきます。後日「どうでしたか?」と伺ってもしお口に合わなかったら「次、違うの持ってきますね」となるんですよ。それも天たつさんで用意しておく。今度は汐うにが苦手な人を徹底的にリサーチして商品開発する。好きなものってそういうものだと思っておりまして、自分が好きじゃないもの売れないじゃないですか。紹介できない。

 

私の会社の社員にもお客さまにどうプレゼンをしてくるのかって話になったときに、その社員がやってること、やろうとしてることがお客さまのためになると思っているのかと。その前に自分のためになると思っているのかと。これをやることで自分の家族が幸せになると思っているんだったら頑張ってできるでしょうと。私達は世の中が良くなると思って仕事をする。福井の紙ゴミをゼロにするって思いで仕事をしているんでしょうと。そういう気持ちで仕事をしないとお客さまの紙ゴミをゼロにするって気持ちにならないでしょう。泥臭いと思ってるいるんですが。汐うににしても好きなものでいろんなこと考えてしまいます。

 

汐うにで30分話せるというのは、たとえば熊本にいる私の大切な人達が大好きで「これ、こうやって食べたんやけど、次はこうやって食べてみてください。」と持っていく。で、「良かったよ」って言ってもらえて嬉しくて。それで、毎回、汐うにだけを持っていくんですけど、食べ方が変われば、味が変わったり楽しみが変わっってくるじゃないですか。「あれ良かったわ。」「どれが良かったですか?今までの中で。」とお話できたりするのがまた楽しい。贈るという事だけじゃなくて、こちらは話題を提供して頂いているという受け取り方もあるんです。

たとえば手提げ袋ひとつとっても、

先様が何を感じるかにも気を遣って頂きたい。

生意気ながら、天たつさんの顧客を考えると、一般市民から見る汐うには超贅沢品です。そして、その贅沢な品物を誰に贈るかというと「大切な人」が一つの対象になってくる。福井在住の贈り物を贈りたい人の中でも「大切な人に贈りたい」対象者を明確にすると売り方が変わる可能性があります。例えば汐うにを入れる器っていつも一緒じゃないですか。そうすると毎回同じ器ばかりがたまっていく。どういう時に誰に贈りたいを考えると器を季節に合わせた春モデルの器にするとか。そこも考えて、器を季節ごとに変えるとか、用途によってお客様に選んでもらうようにするとか。「天たつの器の使い方コンテスト」みたいなことをお客さま向けにやったりするといろんなアイデアが出てくると思います。福井の有名な作家さんに作ってもらうとか、汐うにが入っているけど別の入れ物としての使い方がありますよとか、付加価値を付けるような売り方、コラボ商品が生まれたり、対象者が富裕層向けだとそういった提案も喜ばれると思います。

 

こういうのは本当に大切で、たとえば手提げ一つをとっても、大きさや厚みや質感などちょっとしたこだわりに気付く人は気付きます。どんどん「天たつ感」を出していって欲しいと思っています。手提げ袋から、天たつの品物を出す瞬間、お客様がどんな顔をされるか、そこから出てくる品物の包装紙をご覧になって、先様が何を感じるかにも気を遣って頂きたい。袋から出してお渡しするわけですし、そういうところからこだわって頂きたい。包みを開けた時に器が出てくる。器を開けた時にどんな状態で出てくるか、そこに何か一言書いてあるかを考えても発展性がある。今の人は、ものの価値を知っていて細部にまで高いクオリティが求められる。そう思うと今後の天たつさんを考えた時、汐うにの次に持って行くお土産も用意して欲しいし、誘導しても欲しい。「いつもありがとうございます。増田さん、こないだ汐うに持ってかれましたよね、次にこれ持っていかれると喜ばれますよ。」っていう展開も欲しいです。それから、先方に贈る時には、購入時の袋でもいいけど、別の新しい袋に入れてお渡ししたいなっていう希望もあります。持ち運び用の袋の中にお渡しする用の袋も入っていると助かりますね。ペッタンコの状態で直前に入れればいいだけなので。

 

もし、天たつさんのレシピを作るのなら、レシピで紹介する他の食材も天たつさんがこだわって、キュウリなら◯◯産のキュウリとか、海苔なら◯◯の海苔とか、抱き合わせで売ってはどうでしょうか。他社とのコラボレーションパッケージとか。それをギフトにしてしまうとか。汐うにで私ひとりがアレンジして食べ続けるのって結構大変なんです。特にうちなんか私しか食べないので。長男がたまに食べますが。これを一人でうちにいる時に食べようと思うと、まあまあな量を一気に食べないといけない。そうすると今みたいなアレンジレシピなんかあると飽きないですよね。

 

私は家庭用に汐うにを買って海苔と一緒に食べるんですが、磯の感じが増して合うんですよ。酒と一緒に、ご飯と一緒に、万能なんです(笑)。ずいぶん以前に、小さい真四角の海苔をギフトで頂きまして、汐うにを乗せて食べると、これがちょうどいい大きさで食べたら止まらなくなりました。お正月や、ちょっと贅沢したい時、姉や弟が県外から帰省した時などに、汐うにを買って、その足で海苔を買ってきてもらいます。

 

一緒に付けるクラッカーやチーズがあると味を変えながら食べられますね。汐うにに合わせた濃さのクラッカーなんかを見つけてくるか、または作らせるとか、そういう風にすれば幾万通りのレシピができてきたり、オリジナル商品ができあがってくるくらい強いブランド力と商品力があると思います。日本酒も作ってしまうとか。「汐うにに一番合う日本酒はこれです」って。ソムリエさんがいるかどうかわかりませんが、たとえば日本酒の酒蔵を回っおられる中田英寿さんに「うちの汐うにに合う日本酒探してもらえませんか?」ってお願いするのも面白いですね。日本酒のショップさんや六本木あたりのお店なんかもいいですよね。

共生とはお互いが高めあって、

生き残っていくことなんです。

私達の会社は、段ボールや新聞雑誌などの発生物を取り扱っているので、市場の取り合いや昔からの業界のしきたり等の風習が難しいところもあります。ですから自社の存在意義を見つめ直すことが重要で、たとえば、燃やされる物や捨てられる物をリサイクルするような大義、その延長で燃やすのには国民の税金が使われてることへの無駄などが見えてきます。

 

「持っていくところがない」とか「燃やせばいいと思っていた」とか。資源回収の時にも「これどこで燃やすの?」と聞かれて「いえ、燃やすんじゃなくて製紙工場に持ってってまた製紙原料として使ってもらうんですよ。」とお伝えすると「あ、そうなんですね。」ってリサイクル出来ることをご存じない方も多いです。紙を燃やすために税金をたくさん使ってるんです。全体の焼却でいったらもっといっぱい燃やしている。それがリサイクルできるようになったら町に有効な税金として回せるようになります。そしたら環境も良くなるし、経済も良くなるし。いいことだらけなわけです。

 

だから「燃やさない政策を作ってくださいね」とふれこんでいるんだけど、それにつながる声として、エコシクラブとかエコシマンが実を結んでくれればいいなって思っています。今私達がやってることは環境だけじゃなくて「エコサポート企業」って言っているんですけれど、エコっていうのはエコロジーとエコノミーとありまして。環境と経済、ダブルエコで私達はサポートしていきますよって触れ込みで回らせてもらっています。

稲盛和夫さんの「共生」って言葉がありまして。共生の意味を私も履き違えていたんですけれど、手を取り合ってやることと思っていたのですが、稲盛さんの共生ってそうではなく、お互いが高め合って生き残っていくことなんです。

「技術開発を怠ってはいけない」「自分の会社を良くするってことをあきらめてはいけない」という姿勢で仕事を続けると、自然と共生できない人はこぼれていく。これは努力が足りなかったという理由になる。下に合わせる必要はなく、大義をもって世の中のために、会社の社員が喜ぶことを目指してやっていって、そこについてこれない会社は、ごめんなさいですけど淘汰されるような社会なんだな、と思った時に勇気がわいて、いろんなことができるようになってきたんです。もし会社が立ち行かない様になった時に後悔してしまう。時代のせいにはしたくないし、先を読み切れなかった私の責任。「今、これをやっておかないと会社がつぶれてまうから一緒にやろう」っていう会話になってくると思うんです。だから一生懸命やろうと。だから仕事もプライベートも一生懸命です。

 

会社の中でも最初は「お願いね」みたいな形で始まった事も、みんなが良くしようと思うことに対して自分で考えて行動してくれるようになりました。天たつさんに「増田喜さんの社員さんは、うちに来られる方もそうですけど、なんていうか良いですよね。イヤイヤ感がないというか。体力も使いますし。なんていうか、すごく前向きというか、いい人が多いなって。」と言ってもらえてうれしいです。気にしてくれるっていうのも嬉しいし、自社従業員が頑張ってることが伝わってるということも本当にありがたいです。

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