おはようございます！
今朝も曇っております。

福井の冬は、ロンドンと一緒でどんよりしております。
ロンドンには行った事はありませんが。
さて、昨日に引き続き片町の歴史ある商店から一話ご紹介いたします。
錦公園角にあります、国嶋清平商店さんを取材させていただいたときのお話です。
国島清平商店さんは永正17年（1520年）創業という、今回取材した中で一番の老舗でした。
国嶋清平商店さんが在る地域を昔からの通称で「一乗町」と言います。
その昔、織田軍によって攻め滅ぼされた朝倉家はかろうじて生き残った人たちで一つの集落をつくったといわれております。
それまで住んでいた一乗滝を思い、その地域のことを一乗町と呼びました。
その一乗町の名家であります国嶋家に当時の朝倉家の三女が嫁いできたと言う言い伝えが残っているらしいのです。
ということは、現当主国嶋氏は朝倉家の末裔でいらっしゃるということですね。
このお話しは、歴史好きにはたまらない内容ですね。
自分もお話を聞きながらドキドキしてしまいました。
現当主国嶋氏のお顔を拝見しますと、非常に温厚そうな表情のなかにきりりとした目があり、これが名門朝倉家の血か、と改めて見なおしてしまいました。