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2011/12/10 11代目出世しない酒・・

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おはようございます!
今朝は便所送掃除から始まる朝!
ピカピカで気持ちがいいです。。
さて掃除の話の後で萎縮なのですが、こんな時季は夜に熱い燗酒を頂くといいですね。
寒い夜に、熱い酒。
最高です・・・
お酒ネタでひとつ。
先日聞いた話で、「出世しないお酒」というものがあるとか。
この怖い酒。
皆さんも知らずにやっているのではないでしょうか。
出世しない酒とは「手酌」をする酒のこと。
つまり、手酌をする人は出世しません、という昔からの格言なわけなんです。
お酒とは米から造ります。
昔は米はとっても貴重なものでした。
その貴重な米を酒にするというのは、昔はバクチでした。
今のように醸造技術の発達していない古代、酒を造ろうとしても運よく酒になるか、もしくはぜんぜん飲めないようなものになってしまうか、のどちらかでした。
そんな貴重な米をわざわざ冒険を犯してまで酒にするのは、「神様と会う」ためだったんです。
巫女といわれる仕事がありました。
その仕事は神の言葉を人に伝える仕事。
その巫女が神との対話に用いたのが、この酒だったんですね。
時は移り武家社会の世。
その頃酒は権力者の象徴でした。
酒とはそれだけ崇高な飲み物だったわけです。
時は移り、現代。
今では酒造りの技術が発達し、種類を選ばなければ誰でも酒が買えます。(もちろん未成年者はダメですが)
この時季特に先輩、上司の皆さんと飲みに行く事もあるでしょう。
そんな時酒が出てきたら、まずは先輩、上司につぎますよね。
最後に自分の番になったときに、
「あっ、いいですよ!自分でつぎますから。」
の一言。
このお酒最後に払うのはもしかしたら先輩、上司がおごってくれるかもしれません。
少なくともちょっと大目に払ってくれる分の、一杯分とも考えられます。。。
こう考えると仕事の付き合いの中での手酌は、なるべく控えたほうがよいかもしれませんね。
ちなみに、人の盃に酒がなくなっているのに気づき、お酌をするのも人間関係の向上に最高の方法である、と思います。。。
朝から酒の話になりお酒が飲みたくなった方にほ申し訳なく思います。。
それでは今日も一日よろしくお願いいたします!!