6/26から昨日30日までカンボジアにいってきました。
上坂会計さんの経営勉強会「鳥瞰塾」の海外研修ツアーとして今回企画され、私を含め4人が参加をしました。
私のカンボジアに勝手なイメージを持っていました。
まだまだ発展途上で住んでいる人も裕福な方は少ない、と。
しかし大きく変わりました。
首都プノンペンの街中は活気にあふれ道は車、オートバイで常に渋滞しています。
まだまだスラムがいたるところにあり、カンボジアのスタンダードな移動手段でありますトゥクトゥクに乗って信号待ちしていますと物乞いの子供たちが集まってきます。
しかし海外の資本が大量に流れ込んでおり、韓国資本のショッピングセンターや居住地域、中国資本の道路や橋などがどんどん作られていました。
最近の中国リスクからの流れで日本の資本も流れ込んでおり、現在180社ほどの日系企業がカンボジアでビジネスをしているとのこと。
そのうち3社は福井の企業さんらしいです。
初日は孤児院の子供たちのエネルギーに触れ、2日目はシハヌークビルという観光地にある日本資本の湾岸工業地帯を見させてもらい、最終日はこれからカンボジアの中心になる「グランドプノンペン」を見学させてもらいました。
グランドプノンペンは建設中の高級住宅街でカンボジアの富裕層はみなここに住む、と聞きました。
全部で2万戸の住宅を建設中でまだ半分もできていないとのこと。
このグランドプノンペンとは会員制のゴルフ場のことでこのゴルフ場を取り巻く町を通称で「グランドプノンペン」呼んでいるようでした。
ゴルフ場にも入らせてもらいました。
そこでコーヒーをいただきました。
カンボジアのコーヒーは独特で香りは甘いのですが苦みが強く、日本のコーヒーになれた私には少し飲みづらいものでした。
しかしグランドプノンペンでいただいたものはとっても美味しいコーヒーで、ヨーロッパからの輸入品とのことでした。
コーヒーをいただきながら考えました。
今は富裕層しかこのコーヒーは飲むことができません。
でもきっと近い将来(もしかしたら数年後)一般の方もこのコーヒーを飲めるようになるんだと思います。
なんといっても経済成長率毎年6%以上ある国です。
物乞いの子供たちもいなくなり、産業を輸出していく国になるのだと思います。
その時日本はどうなっているんでしょうか。
経済成長率横ばいの日本と、毎年6%ずつ経済が上昇しているカンボジア。
年齢別の人口比率が高齢人口比率の高い日本と、若年層が非常に大きな比率を持つカンボジア。
まだまだ法整備、インフラ、衛生面など発展途上の部分が多くありますが今回たくさんの企業関係者と話をし、ビジネスのお話なども聞かせてもらい感じたのはゴールドラッシュのようなエネルギーでした。
まずは今回いろいろと考えさせてもらえたことが何よりの経験だったと思います。
今回大変お世話になった上坂会計様、関係者各位に心より感謝いたします。
最後にカンボジアにもウニがあるのかと思い現地の寿司バーに行って見たのですが、カンボジアにはウニはいないとのことでした。
残念。