2/14 11代目新しい命

おはようございます。
今朝の福井は晴れ。
寒いですが、すがすがしい朝ですね。
三連休も明けて、今日からまた新しい一日が始まります。
本日も天たつ片町本店越前仕立て汐うに越前がに販売】は9時より営業いたします。
今日も一日、よろしくお願いします!!
先日、息子が産まれました。
2月12日 午前2時7分。
心配が尽きない出産でした。
切迫早産の恐れがあり、一ヶ月入院。
その後はいつ産まれても良い、と言われながらなかなか産まれませんでした。 
実家のある東京で出産することになり、立会いを希望していた自分は、
「東京に向かう新幹線の中でうまれるんじゃないか!?」
などと話していました。
そして、さかのぼること4日前。
とある会合に出席中、電話がなりました。
「おかしいの。いつもと違う痛み。」
会合を早めに退席させていただき、その日の最終電車にぎりぎりセーフで滑り込みました。
「出産に間に合わないんじゃないか!?」
「本当に父親になるのか!?」
など、頭はほとんど混乱状態。
まず、落ち着かないと、と思い、現状をブログ、ツイッター、フェイスブックに報告します。
すると、即座に、
「おめでとう!」
「落ち着いていってこい!」
「倒れるなよ!」
など即座に、たくさんの励まし、祝いの言葉、お電話いただきました。
この時点で、一度目の感動が押し寄せます。
そのおかげでだいぶ落ち着き、4時間後に東京着。
夜中の0時。
妻に連絡すると、今夜は少し落ち着いた、とのことで少し安心して新幹線の中でオンライン予約をした駅の近くのホテルで泊まります。
翌日は一緒に過ごすも、予兆なし。
さらに翌日も予兆なし。
「フライングだったかな。」
など思っていました・・・が、東京を出発するという1時間前、靴下を履こうとしている妻が、
「なんだかおなかが痛い・・」
と言いだしました!
来ました!!
陣痛です!
そこからは、時間が早送りになったように、めまぐるしい展開。
その日の東京は昨日までの晴天がうって変わり、朝から雪が降っていました。
付近のタクシー会社を6社事前リサーチしていたのですが、
「すみません。いま付近にタクシーが一台も無いんです。」
「雪がふってるからねぇ。ごめんなさい。」
6社中3社に断られ、3社は電話も繋がらない状態。
だいぶ焦りながら、繋がらなかった3社に改めてしつこく電話をしていると、やっと一台つかまり、きてもらえました。
そのときの運転手さんは、神様に見えました。
家の前まで来てくれて、目一杯急いで、そして本当に安全運転で、病院に向かってくれました。
感極まりやすくなっていたのもあるのでしょうが、運転手さんの気遣いに感動が押し寄せてきました。
病院到着。
検査をし、陣痛間隔が短くなるのを待ちます。
女性はすごいですね。
ものすごい痛みが定期的に襲ってくるのですが、それを受け入れてしまうのですから。
痛いけれども、その先の出産の話をしきりにしていました。
いよいよ間隔もせばまり、分娩室へ。
そこからの時間も長いものでした。
もう産んでもいいんじゃないか、と素人ながらに思うのですが、まだなんですね。
苦しむ姿を見ながら、、、男は無力である、と思わされました。
(後で聞くとそうでもなくて、自分の励ましの声がわりと力になっていたようでした。)
本当に、本当に苦しみながらの出産。
子供の頭が出てきたときには、ものすごい感動が押し寄せてきて、、、叫んでいました。
本当に感動するものですね。
息子の名前が最初はなかなか出てこずにいたのですが、(なんだか気恥ずかしくも有り)子供を看護師さんに手渡されると、なんとも小さく、柔らかくて、はかなく、そしてしっかりとした泣き声での命の主張。
思わず、
「はやと!頑張ったな!!」
と声が出ました。
今回、第一子の出産を通じて、たくさんの感動を貰いました。
たくさんの励ましの言葉、祝いの言葉をくださった皆さん。
子供ができてからずっと応援してくれた家族。
陣痛から出産、入院とたくさんの助力をしてくださった皆さん。
そして、妻へ、息子へ。
本当に本当にありがとうございます!
これから、家族で一緒に成長していけるのが、いまから楽しみです!

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