昨日までの3日間_2015年7月22日23日24日、東京八重洲にて開催されましたHACCP講習会に参加をしHACCP取得に向けた基本的な事を学ばせていただきました。
これまで天たつとしてHACCPに取り組んだことはなかったのですが2つの目標があり今回受講をさせていただきました。
1つは「食の安全」をさらに確実なものにするためです。
これまで自社基準で食の安心安全を守ってきたのですが、体系的な考えを学ぶことでさらなる「食の安全」に向けて進みたいと考えました。
事実今回受講して学ばせていただいたことは、食の安全という観点からは大変レベルの高いもので食を扱う上で重要なことがたくさんありました。
食をご提供するうえで「美味しい」はもちろん大切なのですがさらに重要なのが「食べて安全であるか」ということだと思います。
基本的なことですが近年食の安全を揺るがす事件がたくさん起きています。
HACCPというより安全に食をお届けする体系的な動きをすることで前提となる「食の安全」を目に見える形にしたいと思います。
そして2つ目が私の夢であります「世界中の皆さんに越前仕立て汐雲丹(しおうに)を食べていただき小さな感動をお届けしたい」ということに向けて進むためでした。
まだ汐雲丹を召し上がったことのない方は世界中にたくさんいらっしゃいます。
日本にもたくさんいらっしゃいます。
私が福井からでて東京、大阪などで越前仕立て汐雲丹の販売をさせていただくと必ず聞ける大変うれしい言葉が、
「なにこれ!?美味い!」
です。
一度県外に販売に行きますと必ず数回は頂けるありがたい言葉です。
越前仕立て汐雲丹は200年ほど前から天たつで扱い、福井ではぐくまれた雲丹の贅沢な食べ物です。
濃厚な旨味を持ち、磯の香り濃く、お酒の肴やご飯にのせて食べると大変美味なもので江戸の当時から「日本三大珍味の一つ」と言われております。
この日本三大珍味の一つでもあります「越前仕立て汐雲丹」を世界中の方たちに食べていただき、おそらくこれでであったことのない汐雲丹の旨味を味わっていただき、小さな感動とともに喜んでいただけたらと願っております。
世界の皆さんにお届けするために必要な資格がたとえばアメリカであればUSHACCP、ヨーロッパであればEUHACCPとなり、今回受講した講習の先にある資格となります。
一歩一歩越前仕立て汐雲丹で世界中の皆さんに喜んでいただくという夢に近づいていきたいと思います。
今回の講習では仲間にも恵まれ大変意義深いものでした。
企画された大日本水産会様、本当にありがとうございました。