もともと日本酒が好きで週の半分は少しの肴と日本酒をいただく日課をここ数年続けておりますが、最近ちょっとした変化がありました。
ずっと日本酒一本だったお酒の種類にワインが入ってきたのです。
ワインを飲むようになったのは昨年秋ころくらいからでした。
もともと興味があったのですが、大学生の頃などに無茶苦茶なワインの飲み方をした苦い記憶もありなんとなく手に取ることがありませんでした。
それが昨年中ごろから知人などに教えてもらいながらワインを飲むようになり、少しずつ美味しさを感じるようになってきました。
私の中では日本酒は甘味濃いお酒で寒い時期の夜などに熱めの燗にして飲んだら最高のお酒です。
それこそ天たつの越前仕立て汐雲丹(しおうに)などを肴にいただきましたら幸せな一夜を過ごしていただけるかと思います。
ワインは甘味もありますがどちらかというと香りと旨味のお酒かと思います。
ワインをグラスに入れて、口元に寄せた時のブドウのふわっと広がる良い香り。
口に含んだ時に広がる旨味と、喉を通った後にのこる心地よい旨味の余韻。
私は特に赤ワインが好きです。
そんな中で先日福井新聞さんに掲載されていました「FENICE 291」というワインを取り寄せました。
このワインはイタリアでソムリエをされている福井出身の女性がプロデュースしたもので、その方の妹さんが福井で販売をされているワイン。
今回赤をいただいたのですが、香りも良く、旨味深く、大変好みのワインでした。
こうして国外に出られても郷里のことを考えたその「想い」が美味しいワインとなって福井に戻ってきたのでしょうか。
いろいろ想像をめぐらしながらいただいたワイン。
昨日は大変満足な夜を過ごさせていただきました。