昨日福井ドラッガー研究会の勉強会を開催しました。
同年代の有志で作っているこの会は、毎月ドラッガーの本を課題として読んできて自社に当てはめて考える、というもの。
昨日の話の中でこんな話をしました。
「購入されるお客さんと商品を貰う方が違うのはそうなんですが、もらう方と使う方は違うのではないか。」
ずっと前に別の勉強会で言われた言葉でした。
何となく天たつで越前仕立て汐雲丹(しおうに)を買われる方はこんな方、汐雲丹をいただく先さんはこんな方、というイメージをもってこれまで考えてきました。
しかしもらう方と使う方が違う、という話は考えたことがありませんでした。
例えば、天たつの汐雲丹を若手営業マンさんが取引先の会社の社長さんに贈り物で送ったとします。
贈られた社長さんはご自身で封を開け食べられるでしょうか。
その時の話は、
「社長さんの奥さんが出すのではないか」
という話でした。
この話は大変興味深いものでした。
となりますと、店頭での説明、パッケージ、手提げ袋、取扱説明書、など変更しなければいけないものが出てきます。
ただし、ただの仮定ですので実際はどうかわかりませんが、すこしアプローチをしてみようと思います。
購入される方、もらう方、使う方、皆さんに使いやすいものにできますよう考えようと思います。